ビタミンyちゃん

テキパキOLのゆるゆる生活

yちゃんの転職物語⑳ 退職交渉編【最終話】

 

ラスボスとの面談からちょうど1ヵ月。

 

オフィスのトップと苦笑いで面談がはじまりました。

『yちゃん一応聞くけど、どうする?』この問いかけに何の迷いもなく

「退職させていただきます。」と伝えました。

 

沢山のコストをかけ、入社前から多くの方に育てていただきました。

前職を保険の営業にして何一つ後悔はしていません。

本当に勉強いなることばかりだったから。

 

就活生の自分の選択は正しかったと言い切れます。

この経験は私に色々なものをくれました。

 

それでも、退職するという意思に変わりはありませんでした。

 

トップは、退職に必要な書類一式を出しました。

 

そして、

『いまから手続きを始めるけど、

退職することを当日の朝まで誰にも言わないでほしい。』と言われました。

 

もう気づいてるだろうと思うくらい

こそこそトップやマシュマロと面談しているし

成績もあからさまに下がっている。

 

それでも退職の話を出さないでほしいといわれました。

 

どうやらこの時退職したいと

2人の先輩がそれぞれのチームリーダーに相談していたらしく、

引き止めに苦戦しているようでした。

 

やはり、じわじわ退職交渉をしても

長引くだけであり、上司に作戦を立てる猶予を与えるだけのようでした。

 

こうしてyちゃんは無事に退職できることとなりました。

 

 

書類を書き、

まず一番に聞かれたのがいつを最終出勤日にするのか。

 

yちゃんは以前から

残りの有給を数え(使用回数が少なすぎて、残りより使用回数数えた方が早かった笑)

 

 

ちなみに

給与明細に有給の残日数が記載されないほど

社内の辞書には有給と言う言葉が存在しない。

 

オフィスのトップは

インフルエンザ以外は休みを取ったことが無かったらしい。

 

他にも、独身貴族が多いのでハネムーンも産休育休未経験の

根っからの仕事人間が多い集団でした。

 

独身貴族>既婚子なし>離婚独身>既婚子持ち

 

こんな会社です。

ちなみに既婚子持ちの退職率は高め。

 

なぜこんなに有給の話をするかというと

yちゃんはこの計算で10日ほど得をしたからです。

 

前職の会社ではこの時点で40日の有給を持っていました。

そして最終出勤日をyちゃんの第一希望の日程にすることで

最終月のお給料を満額もらえるギリギリの日にすることができました。

(会社の規則によりますが、退職月の在職日数によってお給料が満額か日割りが決まります。)

 

第二希望は長期の連休が間にあるかどうか

例えばyちゃんの場合

5日から有給消化に入ると、

18日目からお盆休みがスタートし、この間は通常の休日ですから

お盆休み終了後に残り2日の有給を使用し退職となります。

 

一方

1日から有給消化を開始すると

お盆休みの前に有給消化が終了し退職となります。

 

yちゃんはこの数日分がほしくて

引継ぎも余裕が持ちたくて何とか第二希望の日程を最終出勤日にして退職することに成功しました。

 

ただ満額のお給料はいただけなかったので

日割りの悲しさを痛感しました。笑

だからこそ、長期休暇の重要性を身に染みて実感しました。

 

個人的に、この最後の交渉が一番大事だったかも。